普段から親交がある相手に対し、身内のお祝い事をお知らせして幸せをお裾分けすることはとても大切です。なかなか顔を合わせる機会がない場合でも、お祝い事をきっかけに連絡を取り合えるため、良好な関係性を保つことが出来ます。
入籍して夫婦になった2人から、親族や友人などに贈られるギフトを結婚内祝いと言います。結婚祝いのお返しと同じ意味合いとして認識されていますが、結婚式に来れなかった人などには結婚内祝いを贈るのがマナーです。
新しい命の誕生は本当におめでたいものですよね。身内はもちろん、多くの人にお祝いしてもらうことになります。産後は育児で精一杯になることが予想されるため、出産前に内祝いのギフトを用意しておくと良いでしょう。
家庭を持つとマイホームを購入することも考えられます。新居のお披露目を行なう機会があればその際に新築内祝いを贈ることが出来ますが、それが難しい場合には手紙や電話などで連絡をすることも悪くありません。
お子さんに関するお祝いシーンはとても多く、七五三などもその内の1つになります。入園や入学などは節目でもあるため、内祝いを用意し、お子さんが健やかに成長していることを周囲に報告するようにしましょう。
長寿祝いとして挙げられるのは還暦(満60歳)、傘寿(80歳)、百寿(100歳)などがあります。長生きのお祝いとして現金やプレゼントを受け取ることもあるので、予めお返しや内祝いを用意することが大切です。
身内で結婚や出産、長寿などのおめでたい出来事があると、普段から縁のある人たちと喜びを分かち合うために内祝いが贈られていました。結婚や出産の内祝いは近年でも馴染みがあるものです。もちろんお返しのギフトとして贈ることも悪くはありません。しかし目上の人などには出来るだけ内祝いを贈るようにすることが理想的なので、お知らせも兼ねてしっかりと贈り物をするようにしましょう。
内祝いを購入する上で悩みがちなのは、「どのようなギフトを選択すれば良いのか」ということでしょう。ギフトといっても菓子折りやタオル、カタログギフトなど、様々なジャンルのものがあります。もちろん予算なども考慮する必要はありますが、シーンに合うようなギフトを知らなければ失礼に当たってしまうことも考えられるため、一般的なマナーについて知っておくことは大切です。
出産をお祝いする機会があれば、名入れギフトに注目してみると良いですよ。赤ちゃんの名前をお披露目することが出来ますし、専用の通販を利用すればネット上で注文を行なえます。産前や産後に慌ただしくギフトを用意する手間がなくなることもメリットの1つです。
お返しのギフトと内祝いを一緒にする場合、いただいたお祝いの3分の1から半額程度のギフトを用意する必要があります。わざわざいただいたお祝いの価格を調べると余計な手間がかかるため、ある程度の判断でも問題はないでしょう。